つわりは、約8割の人が経験する妊娠初期に特有の症状です。
胃のむかつきや食べづわりなどあります。
症状は様々ですが、つわりを感じない人もいます。
早い人では妊娠に気づく5週ごろから始まり、16週くらいまでに終わる人が多いです。
つわりの時期や症状の程度には個人差が大きいです。
10週くらいで終わる人もいれば、出産まで続く人もいます。
つわりで食欲がなくても、脱水症状を避けるために水分をしっかりとりましょう。
体の電解質を補うスポーツ飲料や糖分を含んだ果実ジュースも良いですが
カロリーのとりすぎにつながるので飲みすぎには注意が必要です。
水筒に温かい麦茶などを入れ、持ち歩くのもおすすめです。
ゼリーなどのど越しのよいものを冷蔵庫に常備しておいたり、果物を冷やしたり凍らせてシャーベットにすると口にしやすくなります。
つわりで食事ができないと赤ちゃんに栄養が行き届かないと心配になるかもしれませんが
この時期の赤ちゃんは本当に小さいため、まだ栄養のことを心配する必要はありません。
赤ちゃんはつわりの時期もしっかり育っています。食べられるものを食べてのんびり過ごしましょう。
胃もたれ・むかつき・吐き気を楽にする方法
バナナにはつわりを緩和するビタミンB6が含まれ、エネルギー補給にもなります。
食べづわりの人は空腹時にガムを噛むことも効果的です。
トマトに含まれるクエン酸やリンゴ酸には胃のむかつきを抑える効果があります。
当院では、つわりや産前産後の辛い症状に対しての治療もおこなっておりますのでお悩みの方はご相談ください!